代表・和田憲和のご紹介 ~翻訳職人への道~
こんにちは。和田翻訳事務所の代表・和田憲和と申します。
このたび当事務所のホームページを開設する運びとなりました。
私は奈良で生まれ育ちました。学生の頃は、自分が翻訳者になるとは夢にも思わなかったです。
翻訳者の大多数が同じようなものだと思います。
私の性格は奈良ゆずりで、のんびりしています。マイペース。
遠い昔の話ですが、幼稚園の遠足で奈良公園に行き、背後から忍び寄る鹿に弁当を食べられました。
当時はあまりの悔しさに泣きましたが、今となってはいい思い出です。
目次
なぜ翻訳者になったのか。
なぜでしょうね。気がつけば翻訳者になっていた、というのが率直な感想ですね。
元々はMBA(経営学修士)を取得したぐらいなので、外資系企業でバリバリとキャリアを積む計画でした。
しかし、先のことはわからぬもの。遠い記憶に呼び戻されるかのように奈良へ戻ってきました。
「英語+α」で試行錯誤した末に、「翻訳」という職業へたどり着いた次第です。
翻訳は職人の世界です。
奥が深く、英語力と日本語力に加えて、専門知識、さらには翻訳技法も高い水準で求められます。
そのどれが欠けても原文と等価な翻訳には仕上がりません。現状維持の姿勢では、たちまち腕が落ちる世界。
翻訳を円滑にすすめる翻訳ツールはありますが、道具を使うのはあくまで人間。
機械翻訳も登場していますが、優秀なプロ翻訳者の足下にも及びません。あと20年先でも不可能でしょうね。
一つひとつの言葉を全体を俯瞰しながら練り上げていく仕事です。
細部にこだわる「マイペース」な私にはぴったりな職業でした。
翻訳の世界に定年はないので、これから何十年と実力を磨き上げていけることにワクワクしています。